適切な時に、適切なフレーズを口に出せるか?
例えば失恋した人に、慰めの言葉が出てくるか?
もし、慰めの言葉が出たら、相手は共感してもらっていると感じ、満足する。
そう、ただ単に、「そのセリフが言えるかどうか」なのだ。
だからこそ、セリフどおりに言えるようにしておくし、実際にそのセリフを使う。
ただ、それだけのことなのだ。
英語で言えば、日常英会話の気の利いたフレーズを必死に暗記し、ここぞという場面で繰り出し、ネイティブの相手からいい反応が返ってくる。
すると、「やったぞ!」という手ごたえを感じる。
人望というスキルも、まったく同じなのである。
▼相手がこういう状態のとき
↓
▼こういうセリフを言う、こういう行動を取る
↓
▼相手が気持ちよく動いてくれる、相手が元気になる、相手から好感や信頼を勝ち取ることができる
例えば、部下を誉めれば、部下がやる気を出す。
ひいては、あなたに人望がつくということがわかっているのであれば、なぜ、「いつも元気だね」「よくやっているね」という一言が言えないのだろうか?
相手を動かしたい、相手をうれしくさせたい、やる気を出させたい。
そんな時は、こういうセリフが効果的、具体的にこんな行動が有効・・・・・・その結果が人望に結びついてくる。
言えばいい、やればいい、その結果が人望となる。
ただ、それだけのこと。
人望とはスキルなので、学び、実践すれば、誰でも必要十分なレベルまで伸ばすことができる。
「部下を動かしたい時はこういう一言が効く」
「こういう話し方をすると話を引き出すことができる」
「こういう叱り方をすると、相手のダメージを最小限に抑えつつ修正することができる」
こういうセリフを練習し、使っていけば、必ず人望を習得できる。
人望を身につければ、必ず効果が出る。
習得しなければ実践できない。
そういった意識を持つことによって、人望というスキルは確実に磨かれていく。
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